バスク語を読もう

バスク語読解の記録を不定期に更新

Bi jardunalditik behin, derbia / 2試合ごとにダービー

こんばんは。前回までは、バスク語を読もうと言いながらバスクに全く関係のない話を選んでいましたが、今回はバスクの話題です。

 

ただし短いです。少し忙しかったので手軽なものを選びました。長いものにも挑戦していきたいですね。

 

話題はまたしてもサッカーです。僕自身、この記事を読むまで知らなかったのですが、来シーズン(2016-2017)のリーガ・エスパニョーラにはバスクのチームが5チームも参加するんですね…。記事の中でも触れられていますが、4分の1がバスクのチームって凄いことだと思いませんか?

年間ホーム&アウェイで20試合もバスク・ダービーがあるんですよ笑

 

 

www.berria.eus

 

記事の主役はオサスナというサッカークラブ。

f:id:Na_EUS:20160623225143j:plain

 

訳はこちらのリンクから。

バスクダービー

 

短い記事ですが、それでも知らなかった文法事項が出てきます。面白いです。

 

2段落目に

talde bakoitzak zortzina

という表現が出てきます。

zortzina がどういう意味なのか、僕は知りませんでした。zortzi は、数字の「8」を意味しているのですが、-na が何なのか…

そんな格/接尾辞は見たことがありませんでした。

 

というわけで文法書を目を皿のようにして読んでいると、

ありました。

f:id:Na_EUS:20160623230306j:plain

はい。

数詞に-naがつくと、「~ずつ」という意味になるんですね…

bana なら1つずつ、bina なら2つずつ ですので、zortzina は当然、「8つずつ」になります。

ここで talde は「チーム」、bakoitz は「それぞれの」という意味なので、

「それぞれのチームが8(試合)ずつ」

と訳しました。

 

短い記事ですし、内容も分かりやすいので読む分にはあまり困らなかったのですが、1ヵ所、最初の段落の Bada zerbait がどうしても分かりませんでした。いろいろ調べたのですが。

英語に直訳したら、if something ですかね。スペイン語やフランス語や英語に似たような言い回しがありますかね? 文脈的には「なんてことだ」みたいな感じなんですかね…笑

 

余談ですが、Lehen Mailaリーガ・エスパニョーラプリメーラ・ディヴィシオンを指していることになかなか気づけませんでした。

lehen は「1番目の」、maila は「レベル」という意味があるのですが… まあ「一部リーグ」って意味なんでしょうね。

 

以下、単語です。

 

単語 意味
abuztu 八月
aritu ~をしている(進行のニュアンス)
asteburu 週末
aurrera 先に、将来に向けて
azken 最後、終わり
azkeneko (すぐ)前の (last)
bakoitz それぞれの
bide 道、行程、方法
gainditu 打ち勝つ、まさる、しのぐ
garaipen 勝利、成功
goren もっとも高い、頂上
gozatu 楽しむ、喜ぶ
hortaz だから、結果として
hurrengo 次の
igaro 経つ、過ぎる
igo 上がる、登る、乗る
izan ere 実際
jardunaldi 活動、催し物、仕事ぶり
jokalari 選手
larunbat 土曜日
laurden 4分の1
Lehen Maila 一部リーグ(ここではLiga Española Primera División)
ligaxka リーグ戦(総当たり)
maila 階段、レベル
nahiz ~だが、(~と~の)両方
ondoren 後の、次の
osatu 成就する、完成する、集める、占める
ospakizun 祝典、セレモニー
ostean ~の後で
sailkatu 分類する、勝ち残る
sasoi 時、時期、季節、時代
sufrimendu 苦難、苦痛
talde チーム
urte
zehar <後>通って、通して、横切って